御霊になっても勝手なじじい
この間、ももタロウの去勢手術をしたんですがその当日の早朝。
私の実父(の御霊)が珍しくやってきました。 本人の一周忌以来です。本当に珍しい。
その日の早朝、目を覚ました時に台所に誰かがいる氣配がしたので夫かと思い行ってみると テーブルの椅子に座っていました。
じじいが。
蛇足ですが、じじいに限らず 御霊の方が見せる姿というのは大抵 その本人の生前の全盛期の姿であることが多いです。
私『あ?なに?何してんの? 何でいるの?いきなり何の用?(塩対応)』
じじい『…お、おう…ちょっとな…あれだ…その…』
私『だからなんなのよ?(イラッ)』
という明晰夢を見ましたが、 台所に確認しに行くとじじいが生前いつも愛用していた ギャツビーのオードトワレの 匂いが漂っておりました。
ももタロウのことを心配して来たと思われる。いや、 私に一言 物申したかったのかもしれません。
私も無類の動物好きでありますが、ジジイ もまた そうでありました。
ですが、戦後間もなく生まれの団塊の世代の じいさんマインドであるので、動物の扱いについて私とのジェネレーションギャップがあったということ。
生前 実家で飼っていた黒猫ちはやくんの去勢手術に大猛反対して絶対に手術をさせてくれなかったじじい。
彼は去勢手術は自然なことではなく動物虐待だと言い張っていたのです。
もっともらしいことを言っていましたが 避妊手術に関しては無関心です。
娘である私の生理痛の痛みや妻である母の子宮全摘などにはトンと無頓着だったくせに なぜか(というか解りやすく)オスの睾丸摘出だけには異常に反対するという勝手っぷり。
前述したように 、私に一言物申すつもりで来たのかもしれませんが 思いのほか 私(娘)がふてぶてしいおばさんになっていて、 しかも鬼の形相で何しに来やがったと言わんばかりだったので怖くなって還ったんだと思います(笑)
それにしても心配しっぷりまで身勝手なじいさんだなと 思いながら ももタロウ を動物病院に連れて行ったのでした。
でも彼岸でもない時期によく頑張ってこれたものだと思います。
台湾の先生にずいぶん前、私の父は中国の宦官と何か過去生での因果関係があるかもしれないよ、と言われたこともありますが 、それ故に 異常に睾丸摘出に大反対執着するのかしら。
だいたい うめ子の避妊手術の時はうんともすんとも言ってこなかったのに何故ももの時だけ。
いずれにせよ 他の人や女性の臓器摘出などには本当にデリカシーがなかったり 無頓着だったりするのに御霊になっても勝手なじじいだよ という話でした。
その話を友人にしたら ももタロウにはそれだけ スター性があるって事じゃないの?とも言ってくれましたが。
まあ 無類の動物好きのじじいだから 気になってきたというのも 確かにあるのかもしれません。
小話でした。
ともかく ももタロウ、君はいろんなものに守護されていてラッキーな子だね。
ॐ ह्ल्रीं बगलामुखि सर्वदुष्टानां वाचं मुखं पदं स्तम्भय
जिह्वां क
私の実父(の御霊)が珍しくやってきました。 本人の一周忌以来です。本当に珍しい。
その日の早朝、目を覚ました時に台所に誰かがいる氣配がしたので夫かと思い行ってみると テーブルの椅子に座っていました。
じじいが。
蛇足ですが、じじいに限らず 御霊の方が見せる姿というのは大抵 その本人の生前の全盛期の姿であることが多いです。
私『あ?なに?何してんの? 何でいるの?いきなり何の用?(塩対応)』
じじい『…お、おう…ちょっとな…あれだ…その…』
私『だからなんなのよ?(イラッ)』
という明晰夢を見ましたが、 台所に確認しに行くとじじいが生前いつも愛用していた ギャツビーのオードトワレの 匂いが漂っておりました。
ももタロウのことを心配して来たと思われる。いや、 私に一言 物申したかったのかもしれません。
私も無類の動物好きでありますが、ジジイ もまた そうでありました。
ですが、戦後間もなく生まれの団塊の世代の じいさんマインドであるので、動物の扱いについて私とのジェネレーションギャップがあったということ。
生前 実家で飼っていた黒猫ちはやくんの去勢手術に大猛反対して絶対に手術をさせてくれなかったじじい。
彼は去勢手術は自然なことではなく動物虐待だと言い張っていたのです。
もっともらしいことを言っていましたが 避妊手術に関しては無関心です。
娘である私の生理痛の痛みや妻である母の子宮全摘などにはトンと無頓着だったくせに なぜか(というか解りやすく)オスの睾丸摘出だけには異常に反対するという勝手っぷり。
前述したように 、私に一言物申すつもりで来たのかもしれませんが 思いのほか 私(娘)がふてぶてしいおばさんになっていて、 しかも鬼の形相で何しに来やがったと言わんばかりだったので怖くなって還ったんだと思います(笑)
それにしても心配しっぷりまで身勝手なじいさんだなと 思いながら ももタロウ を動物病院に連れて行ったのでした。
でも彼岸でもない時期によく頑張ってこれたものだと思います。
台湾の先生にずいぶん前、私の父は中国の宦官と何か過去生での因果関係があるかもしれないよ、と言われたこともありますが 、それ故に 異常に睾丸摘出に大反対執着するのかしら。
だいたい うめ子の避妊手術の時はうんともすんとも言ってこなかったのに何故ももの時だけ。
いずれにせよ 他の人や女性の臓器摘出などには本当にデリカシーがなかったり 無頓着だったりするのに御霊になっても勝手なじじいだよ という話でした。
その話を友人にしたら ももタロウにはそれだけ スター性があるって事じゃないの?とも言ってくれましたが。
まあ 無類の動物好きのじじいだから 気になってきたというのも 確かにあるのかもしれません。
小話でした。
ともかく ももタロウ、君はいろんなものに守護されていてラッキーな子だね。
ॐ ह्ल्रीं बगलामुखि सर्वदुष्टानां वाचं मुखं पदं स्तम्भय
जिह्वां क