伊勢の二見ヶ浦に行った時も驚きました。18時になるとパタッとあたかも深夜のようになってしまうのです。
夕方、うんざりするほど多かった外国人観光客たちは一体どこに消えてしまったのか?と 訝しく思ってしまうほど人がいなくなってしまう。
静か。
駅のタリーズコーヒーも18時で終了です。
自分が幼少期の頃のこの辺りのことをよく覚えていません。18時ぐらいだと、 もうお風呂に入らされ 夕飯を食べ終わってた頃ですから。外に出ていなかったですしね。
祖母に『かくれがに拐われるから暗くなったらお外に出ちゃだめだ』ときつく言い付けられていました。
幼い私には、かくれが、その得たいのしれなさを感じる語感がまず恐ろしかった。
祖母の云う『かくれが』とは子供を誘う 妖怪のことのようでしたが、 要するに小児性犯罪者のことをぼやかして言っていたのでしょう。
人を見たら泥棒と思え成人男性を見たら 性犯罪者と思えなどと言ってカリユガの恐ろしい世の中の有り様を伝えて、孫娘の幼心を傷つけないように、 という祖母なりの愛だったんでしょうね。
でもね そんな人ばかりではないのよ、 ということを言外に祖母から教えてもらったような氣もします。
一瞬、昔あった祖父母の家の跡地まで歩いてみようかと思ったけど、切なくなりそうなのでやめました。
続く